『自動車搬送改革のメニュー』 ほかの現場ではどんな様子 09
常識を変えて、機能一点に集中することこそ改革
BPRやリストラクチャリングが正しく日本に定着できなかったのも、変化を嫌う体
制が形だけは何かせねば という気質からの影響と思います。今、本当に改革が求め
られているのは、自社は、自部門は、自分は何のためにあるのか。市場からどのよう
に期待されているのか。自動車趣味マニアにとっての最高のポジションはどうあるのか。と問う
ことから始められます。
イトーヨーカ堂は今年も自動車趣味マニアを上に、自動車・中古車部門経営陣を下にした組織図を発表しています
だから、自動車販売店や売り場への権限委譲と責任機能をどう見直すかと改革が進行中です。
営業の後方支援という立場から、自動車製品製造の状況と新車種販売の動きをにらみ、自動車趣味マニアに一番
近い自動車・中古車販売促進部門が、何を情報発信していくべきなのか。本社の会議室で喧々囂々と結論
の出ない、自動車製品製造新車種販売・需給調整会議にどんな議題と情報を提供すべきなのか。
自動車製造販売コスト削減の効果でなく、仕掛けと見込みを提案できるのかが問われています。
自動車搬送改革は、「えっ!レンタリース!そんなこと考えていたの!」と驚かすことに愉快がある。